医師会ニュース

令和７年１２月７日（日）１４時より、しまなみ交流館にて市民公開講座を開催しました。
第１６回目となる今年は、埼玉医科大学病院 産婦人科 助教(思春期外来担当)、埼玉医科大学 医療人育成支援センター・地域医学推進センター 助教　高橋幸子先生をお招きし、『 ただしい知識があなたを守る　いつか必ず役に立つ　性教育講座 』と題してご講演いただきました。

性教育というと、避妊や性感染症のことと考えがちですが、それだけではありません。
「自分を大切にすること」が原点なのです。
「サッコ先生」こと講師の産婦人科医　高橋幸子先生は、人生における「選択」の重要性について語られました。
人生にはたくさんの選択肢があって、自分で選んでつかみとることができます。
とはいえ、選択肢を知らないと、選ぶことができません。
正しい知識を正しく学ぶことが、選択肢を広げ、自分らしく生きるための未来を守ることにつながります。
～私のからだは私のもの～
サッコ先生からのメッセージが、心に響く講演会でした。
また、講演の中ではゲストで「ツーウェイ先生」こと現役若手医師×ラッパーの池田龍生先生がラップを披露してくださり、会場が盛り上がりました。
ツーウェイ先生には、当日配布された2wayコンドームを使って正しい装着方法をレクチャーしていただきました。
講演終了後には会場から質問もあるなど、理解を深める時間を過ごすことができました。

なお、当日は同会場１階ロビーにてパネル展示、クイズラリー、HIV･梅毒抗体検査(匿名・無料)を行い、多数のご参加をいただきました。