医師会ニュース

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2019年02月06日

第14回地域包括医療連携研修会を開催しました

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第14回地域包括医療連携研修会を開催しました

平成31年2月6日(水)、尾道市立市民病院にて、第14回地域包括医療連携研修会を開催しました。今回の研修会では、高齢者の歯科診療の実際をテーマに、『高齢者と口の健康について~現在口の中で起きていること、今後予想されること~』と題して、尾道市歯科医師会副会長 三藤 聡先生にご講演いただきました。
現在、治療技術の向上などにより高齢者の残存歯数が急速に増えて「多歯時代」となりました。しかし、高齢となり要介護者の割合が増加することにより、セルフケアが困難になる人も増加しています。特に要介護者のケアや治療は、意思疎通や身体への負担などから難しくなります。根面むし歯や残根状態の例など、口腔内写真やレントゲン写真を用いて説明していただき、参加者は熱心に聴講されていました。高齢者の虫歯防止に向けた対策として、尾道市で行っている通所施設でのフッ素洗口事業の取り組みが紹介されました。