高齢者関連事業施設の紹介

高齢者関連事業施設の紹介『介護保険サービスセンター おのみち・やすらぎ』

介護保険サービスセンター おのみち・やすらぎ

ケアマネジメントセンターとは

 尾道市医師会では、介護保険における利用者のお手伝いをするために、

  • 介護保険サービスセンター「やすらぎ」
  • 介護保険サービスセンター「おのみち」

 のふたつの介護支援事業所を運営しています。

 ケアマネジメントセンターとはふたつの介護支援事業所の統括を始め、医師会として介護保険に対応するための事業部門のことです。

 尾道市医師会ケアマネジメントセンター 会員の深い理解により尾道市医師会の高齢者医療ケア部門の事業は順調に立ち上ったが、ハード部門は立派でも要はそこで実際のケアにあたるスタッフの資質と高い意識レヴェル、専門性が必要であり、系統的な多職種研修のシステムが必要である。

 また、医療・看護・介護を同軸より提供できる主治医機能のサポート体制の整備は、 98年で一応、整ったが、介護保険の導入に備えて、在宅と施設(病院も含む)の双方向の流れも含め、全てがケアマネジメントに則って機能することがシステムの総合力として重要であるために、施設整備が完了した98年より1年間の準備(ケアプラン研修など)を行い、介護保険対応の準備の総合センターとして99年より設置した。

 99年より集中的なケアマネジメント実務研修、特に尾道市医師会方式ケアカンファレンスの意義と実際につき、99年9月、11月に尾道市医師会館講堂にて多くの医師会員や関係多職種の参加で6時間研修を行った。

 また、医師会の2居宅介護支援事業所を統括管理する業務、尾道・御調・向島地区介護支援専門員連絡協議会の研修機構として現在に至っている。

尾道市医師会ケアマネジメントセンター設置要綱(2000.4.1)

1.設置目的

 尾道市医師会の包括的医療・ケアサービスシステムにおける、ケアマネジメント部分の人材育成、ケアマネジャーの養成・能力開発・質的管理を行うために設置する。またその介護支援専門員の個々の業務に当たり適切な指導、助言を行う。

【背景】

 介護保険制度における介護支援専門員は多様な職務領域をかかえ、制度の円滑導入には大変重要な位置付けであるが、その養成の経過には種々の問題点を内抱している。実務研修以後の、国県レヴェルでの精度管理はあまり期待できない現状であり、これは地域住民(被保険者)にとっては、大きな不安要因となることが会員より指摘されている。尾道市医師会は介護保険下のサービス提供システムの整備を進めているなかで、この部分の人材についてシステムの理解など必要な追加研修を行い、適正・公正なケアマネジメント業務を支援する機関が必要である。

2.ケアマネジメントセンターの業務内容

  • (1) 既に実務研修を終了した者、後期の研修を受講中の者には、システム論、制度論、最新情報などの資料配布やケアプラン・ケアカンファレンス研修・基本調査研修などを行う。
  • (2) 新年度の介護支援専門員実務研修受講試験を受験する者には、今年度受験者の模擬試験や、講習会の情報提供を行う。
  • (3) 医師会の 2ヵ所の居宅介護支援事業所の業務統括を行なう。
  • (4) 尾道・御調・向島地区介護支援専門員連絡協議会の事務局を担当する。

3.対象

 尾道市医師会の医療機関及び関連施設の医師あるいは看護職員を中心に、介護職、医療職より、院長あるいは施設長よりの紹介を受けた者のうち、介護支援専門員実務研修受講試験合格者か本年度受験予定者で、介護支援専門員の業務を希望する者を対象とする。

4.登録・継続研修

 医療機関よりの身分証明を確認の、簡単な面接を行う。所定の認定研修に参加した場合、受講証に受講済のスタンプを押し、一連の研修項目を一定期間内に履修したと認めた場合、修了証を発行する。ただし、所定の研修が終了した後も継続して必要な研修は受講し、自己研鑚の一助とすることが望ましい。尾道市医師会の 尾道市医師会高齢者医療福祉問題講演会、介護保険セミナー、在宅ケア部会、尾道市医師会生活習慣病関連講演会とは原則的に連動する。

5.事務局とその業務

 尾道市医師会介護老人保健施設「やすらぎの家」に設置する。研修費用に関しては、原則的に自己負担が望ましい。

6.研修内容(・部分は集中研修項目)

(1) 介護保険制度論

  • 介護保険制度の理念
  • 基本調査の精度アップ・特記事項記載法・実習
  • 認定審査会・要介護認定
  • ケアカンファレンス実習
  • アセスメント・ケアプラン実習

(2) 医療関連知識(介護支援専門員に必要なものに下記を加える)

  • 在宅医療(訪問診療・ハイテク系在宅医療・末期医療など)
  • 居宅療養管理指導
  • 残存機能とリハビリテーション
  • 痴呆ケアと評価
  • 介護老人保健施設・介護療養型医療施設・介護力強化病院の機能
  • 救急処置・危機管理

(3) 看護関連知識

  • 訪問看護ステーションの研修プログラム
  • 訪問看護と看護技術・必要な周辺知識

(4) 介護関連知識

  • 24時間対応型ホームヘルプサービス
  • 施設介護(介護老人福祉施設・ケアハウス・グループホ-ム)
  • 介護技術

(5) インフォーマル資源

(6) 法令関連知識

  • 関連法案(権利擁護事業・成年後見制度など)
  • 個人情報の守秘義務・サービス提供時の事故と法的解釈など

(7) 対人サービスとしての接遇関連

(8) 介護支援専門員の役割

  • 居宅介護支援事業所の業務・給付管理
  • 基本調査・ケアプラン・ケアカンファレンス
  • 人格形成とマナー・Listening skill

(9) システム・多職種連携

  • 御調町・公立みつぎ総合病院包括的医療ケアシステム
  • 尾道市医師会包括的医療ケアシステム
  • サービス調整機能・アクセス
  • 在宅介護支援センターの介護保険関連業務(普及啓発事業など)
  • 保険者との連携部分(介護保険課・保健婦・基幹型在宅介護支援センターなど)
  • 退院計画と中核病院内ケアカンファレンス
  • 情報システム

(10) その他

  • 介護保険オンブズマン・苦情処理・など

尾道市医師会ケアマネジメントセンター集中実務研修を開催

-「地域ケアカンファランスの実際」に尾道地区の医師 46名・歯科医師8名他128名が参加 -

 尾道市医師会では介護保険下にて、利用者本位のケアプラン作成の最も重要な部分といえるケアカンファランスの集中研修を、平成11年9月5日に続き、11月 3日に第2回目を尾道市医師会館にて開催した。

 前回は、尾道市医師会ケアマネジメントセンター登録の介護支援専門員や医療機関職員(看護職、介護職、PT, OT、等)、医師、歯科医師、薬剤師、社会福祉協議会に尾道市職員を加えて94名を10班に編成して行い、地域内のサービス担当者間の交流の機会ともなり好評であった。

 今回は福原会長も参加され、医師にとって主治医意見書の記載と共に介護保険下における重要な「アセスメント」から「課題分析」による「ニーズの把握」、さらに「ケアカンファランス」による「利用者本位のケアプラン作成」に至るプロセスを、在宅主治医に実際のケアカンファランスの場で、しっかりと認識してもらうことに主眼をおいた研修であった。

 研修は午前10時より午後4時までの6時間で、11班に分かれて行ったが、各班には協力医(リーダー・ 尾道市医師会介護保険対応プロジェクトチームとベテラン)と協力者( 訪問看護ステーション管理者、在宅介護支援センター、 SW)を配置して、事例検討の効率性と均一な内容に留意した。

 1時間はアセスメントからケアカンファランス、ケアプランの流れにつき指導者3名より説明があり、6例の事例の課題分析から初動ケアプランの検討を各班で行い、利用者本位のサービス提供におけるケアカンファランスの意義について、各班における討論と発表に指導者の総括を加えて終了した。

 医師会員はベテランから若手まで46名が参加して、大変熱心にケアカンファランスを行っていたが、歯科医師や訪問看護婦、ヘルパーなどの他職種との意見交換の中に医師の役割の重要性と研修の意義を認識したとの意見が多く、大変有意義であり次回には更に市内全域のケアマネを対象とする予定である。

 指導者は広島県介護支援専門員実務研修の指導者より、保健分野は森下浩子先生(広島国際大学)福祉分野は金子努先生(広島女子大学)で医療分野は片山であった。

 (介護保険担当 片山 壽)

 広島県医師会速報「地区医師会だより」 1999.11.25へ掲載。

介護保険サービスセンターとは

 利用者の依頼を受け、介護保険の説明、介護保険の申請代行、基本調査、介護支援事業などのサービスを所属の介護支援専門員(ケアマネージャー)が行わせていただく介護支援事業所です。
介護保険に関して、わからない事や質問がある方は、いつでも御相談してください。市内には次の2つの窓口を用意しております。

お問合せ先

介護保険サービスセンター「やすらぎ」

〒722-0042
広島県尾道市久保町1718
尾道市医師会在宅介護支援センターやすらぎ内
TEL 0848-20-7151 FAX 0848-20-7152

介護保険サービスセンター「おのみち」

〒722-0025
尾道市栗原東2-4-33
尾道医師会訪問看護ステーション内
TEL 0848-24-2728 FAX 0848-24-2755

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