医師会ニュース

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2017年09月10日

「救急の日 市民公開講座」救急車と上手に付き合う法~いつ呼ぶか?…今でしょう!?~

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「救急の日 市民公開講座」救急車と上手に付き合う法~いつ呼ぶか?…今でしょう!?~

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平成29年9月10日に尾道市総合福祉センターで行われた、市民公開講座について御紹介します。
目の前の人が急なケガや病気で苦しみ出したら!?救急車を呼ぶかどうか迷われた経験はありませんか?救急医療に携わる医師や消防士からアドバイスをしていただきました。
(1)基礎編、こんな時はすぐ119番を!  尾道市立市民病院 突沖満則先生
尾道市消防局は年間6千人以上の救急搬送を行っており、そのうち40%は入院の必要のない軽症患者です。入院を要する中等症以上は50数%、死の危険性がある重篤患者は数%です。すぐに119番すべき状態は、①意識障害(もうろう、ぐったり)②けいれん(止まらない)③飲み込み(つまって苦しい)④吐き気(冷や汗を伴う)⑤ケガ・やけど(大出血、広い範囲)⑥事故(大きな交通事故、溺れ、転落)などです。早ければ早いほど助かる確率は高まりますが、軽症者が夜間に多いと医療スタッフに大きな負担がかかります。
(2)応用編、ちょっと待ってその119番!  JA尾道総合病院  瀬浪正樹先生
救急車を呼ぶか迷った時、相談出来るシステムがあります。救急医療NET HIROSHIMA、救急受診アプリ「Q助」、尾道市立夜間救急診療所(20時~23時)、小児は「こども救急電話相談室」を利用してください。一秒を争う急病人のために、救急車の適正利用にご協力ください。
(3)実践編、この点に気を付けて119番を! 尾道市消防局救急救助係 高原昌哉係長
119番通報したら、「火事ですか?救急ですか?」と聞かれます。「場所はどこですか?」「どうされましたか?」、司令員の質問にはっきり要領よく答えてください。名前、年齢、症状、既往歴、アレルギーなど重要事項も忘れずに!また救急車を待つ間に用意すべきは、保険証、お金、お薬手帳、靴などです。赤ちゃんなら、母子手帳、オムツや哺乳瓶も必要です!あわてずに的確な準備をして生命の危機を乗り越えましょう!

『広報おのみち10月号~医師会だより~』より